春夏秋とかなり強力に節電していたが、冬場はわりとゆるめ。昨秋までに170万kWの緊急電源増設もあり、昨夏よりは平穏。それでも500万kW程度、需要は抑え込まれている。
そして、初夏になっても、500万kW程度、需要は抑え込まれて、昨年と同様の状態が維持されている。
6月29日時点の気象庁長期予報は以下のようになっており、夏場は、やや高め予報となっている。
(関東甲信) | 平年より低い | 平年並み | 平年より高い |
---|---|---|---|
6月30日〜7月29日 | 30 | 40 | 30 |
8月 | 30 | 30 | 40 |
9月 | 30 | 30 | 40 |
また、常陸那珂火力発電所敷地内の小型集合体な緊急電源25万kWが廃止され、2012年7月に千葉火力発電所33万kWと鹿島火力発電所80万kWが稼働予定となっている。この他、川崎火力2号系列1軸(50万kW)の2012年7月前倒し稼働があるかも。常陸那珂火力2号機(100万kW)は2013年冬になりそうで、常陸那珂火力3号機(100万kW)や川崎火力2号系列2軸/3軸(71万kW×2)はずっと先。柏崎刈羽原発が止まった分にはまだ及ばない。